住宅ローンをお得に返済するための借り方や選び方を紹介しています。

住宅ローンを上手に返済するコツと方法

住宅ローンの繰り上げ返済は損することも有る

繰上返済で損をした男性

住宅ローンの繰り上げ返済は、行うと得することが多いものです。

長期にわたる高額なローンのため、その利息も非常に高額になるため早く支払えば支払うほど利子が軽減され、総返済額が減ると考えて良いでしょう。

例えば3000万円を住宅購入費として借りてローンを組んで、金利2.5%、35年間の固定金利とした場合、その返済に於いて2年後に100万円を繰り上げ返済すると、約123万円もの利息軽減効果があると言われています。

これは住宅ローンがその月の借入残高に対して利息が設定されているため、早い時期に繰り上げ返済をするとそれだけ利息が軽減され、総返済額が少なくなる仕組みだからです。

逆に、ローン開始から30年後に100万円を支払っても12万円程度の利息軽減効果しかなく、繰り上げを行うのはできるだけ早い時期の方が得ということができます。

 

しかし、必ずしも繰り上げて支払うことが得をするというわけではありません。

注意しなければならないのは、住宅ローン控除についてです。

この控除は住宅ローンの残額に応じてその1%が控除対象となる物で、年末時点でのローン残高がその控除対象額になるため、例えば年末に100万円を繰り上げて返済すると、その100万円の1%に当たる1万円が控除から減る、という形になります。

この控除はその1%の金額がそのまま還付されることになるので、結果的に1万円収入が減る、ということになるのです。

将来に向けて繰り上げて返済をするのはよいのですが、手元のお金が1万円も減ってしまうことになるため、十分な注意が必要です。